さわやか道南フリータイム 撮影地紹介
函館本線 銭函 徒歩30分

かねてより訪ねたいと思っていた場所。起伏に富んだ小樽の海岸線に沿った鉄路を、断崖から見下ろす。そして鉛色の日本海
。絶景です。普通列車でも十分絵になる。かつて、この辺りはニシン漁で栄えた。銭函という地名もその名残。映画ラブレターのロケ地になった町でもある。午前中が順光だが、逆光も渋い。夕日もいいかも。
函館本線 大麻 徒歩5分

札幌から電車で15分。市街地が途切れると、いきなり森林地帯に、衝動的に下車した。駅から5分。北海道らしいスケール感にはやや欠けるが、お手軽でいい場所。札幌・旭川を結ぶ大動脈のため、優等列車がバンバンやって来る。
千歳線・室蘭本線 沼ノ端 徒歩20分(上:下り狙い、下:上り狙い)


日高道と交差するポイント。下り狙いは苫小牧の工場群、上り狙いは胆振の原野と全く異なる景観。しかも、千歳線、室蘭本線とも複線で上下線が200メートルほど離れているため、変化に富んだ4つのビューが楽しめる。


加えて、やって来る列車はブルトレから貨物まで豊富であり、非常にエキサイティングな撮影地であった。ただ、上下線の移動には一旦跨線橋を降りる必要があるため歩いて約10分かかる。このため、キハ183国鉄色やDD51貨物を撮り逃してしまった。
日高本線 日高門別 徒歩15分

最後に訪ねたのが日高門別。ここは失業中(3年前)の放浪旅行以来の懐かしい場所。日高本線の特徴ある海岸線と太平洋。雄大な風景である。前回はどうしようもない曇天だったが、今回は黄昏の青空。最終便まで粘った。